とりあえずNS125R完成

NS125Rをとりあえず完成させた。
この前、エンジン載せ替えまでやってあるので、今回は残りの分をやっつけて完成させる。
やり残しているところはキャブの部品交換、バッテリー充電して載せ替え、タンク内の錆落し・洗浄・内部コーティング・フロントフォークオイル注入・クーラント入れの予定。
キャブの中は真っ黒で腐ったガソリンが層になってヘドロのように固まっている。
全ての内部部品をはずし点検。ヘドロ状のものが詰まって全くガソリンが流れないパーツも一杯・・・
ジェット類はニードルで貫通させて、ホルツのキャブクリーナーに浸して置くこと1時間、ブラシで擦ると新品同様になった。



すでに綺麗にしたキャブ



フロートチャンバーも新品同様



フロートバルブセット。こいつは作動不良のため新品交換。
20年前の部品が出る。さすがホンダなのか、イタリア製部品だからなのか。
どちらにしてもありがたい。




ジェット関係。キャブクリーナーに浸しているところ。


これを組上げ、キャブは完成。

問題のタンク。ナットを入れてガソリンとともにシェイク。バーのシェーカーとは違って、お・も・い・・・
最初10分くらいやった後、息子にバトンタッチして30分くらい。
錆の中から地肌が見えてきたので終了。錆をガソリンで流し出し、ナットも取り出す。
次に前にもやったけど、エポキシでコーティング。

フューエルコックは動きが硬いので分解することに。
開けてみると、ここもカスがフューエルライン内に入っていたので、ここも綺麗にクリーナーで洗浄し完了。正常に作動しています。

次、クーラント入れ。ちょっとしか入らなくて、ポンプにエアーがかんでいるのかと思い、エア抜きしようとエンジンヘッドのエア抜き用ボルトを緩めてみたら、クーラントが出てきたので閉じる。小排気量のエンジンはあまり水が入らない。

フロントフォークは買った時に自分でOHしていたらしく、綺麗に洗われていたので、フォークオイルを入れるだけで終わり。

外装品を取り付け。エンジンに火を入れ、実際に走ってみる。
7000回転以上回らない。
キャブ内部はOH済だから、アジャストスクリュウを調整後、再走行。
10000回転までスムーズに、結構げんきよくまわりました。



残りはハンドルのディマースイッチの壊れを修理して、細かいけど、スロットルワイヤー内にオイルを注入し、割れているカウルを直したら完了。