修理依頼のCBR250R

去年から預かっていた、修理依頼のCBR250Rです。
なかなか原因の特定が出来ずにいましたが、
やっとというか、きっとというか・・・・・・
原因は、プ・ラ・グ・・・だったみたいです・・・


前回の修理の時に1番と2番が死んでいました。
2気筒が死ぬ場合、1・4番か2・3番というのが普通だとは思うのですが・・・
ショップには聞いていないけど、修理に入っていた時、CDIが悪いという先入観があったため、プラグの交換はしていなかったのかも。
そして、ホントこのバイクのプラグ交換がやりにくい。
ラジエターを前に倒してやらないと、2番のプラグはラジエターファンのモーターが邪魔をして外せない。
そこんところは、さすがホンダさん、下側の固定はピンになっていて簡単にずらせるけど、ヤッパリ狭かった。
イグニッションコイルも点検のため外していたので取り付けて、プラグを交換して、スターターボタンを押すと一発始動
・・・・・・・・・・・のはずがかからない???
何回やっても同じ・・・・失火してる・・・・
ん?キャブに吹き返してる・・・・
イグニッションの一時側の配線を左右逆に繋いでいた・・・
繋ぎ替えて、再度スターターボタンを押すと、今度は一発始動。
ガスを吸いすぎたから煙が凄いけど、この状態でかかったんだからもう大丈夫でしょう。
持ち主には只今連絡済み。
一応明日の朝、再度火を入れてみて、問題なければ完了です。
時間かかったけど、持ち主は去年廃車にするって言っていたものだから、生き返ってよかったね。
チョットオイル上がり気味だけどまだまだ大丈夫だよ。


本当に狭いヘッド周り。
真ん中あたりの光っているのは部品ではなく、ラチェットのエクステンションです。





18000r.p.m.まで、ストレスなく上昇。